もう、旅烏(出張)になって15年以上になるが、楽しみと言えば美味しいものを食べることだ。少し前からメタボという言葉が定着化してきたが、久しぶりにその地を訪れると、ついついカロリーが高いと思っても、食べてしまう。(ノ_-。)
昨年の今頃、久しぶりに島根県浜田へ立ち寄った。夜は、恩師から紹介してもらった寿司屋に行くことになっていたので、どうしようかと迷ったが、どうしても食べたかったので店の中を何気なく覗いていると、店の中から出てきて、店員の方が出てきて営業時間内に関わらず「良かったらどうぞ!」と声をかけてくれた。o(^▽^)o
以前、アメリカのデパート ノードストロームの元副社長ベッティーサンダースのセミナーで聞いた内容をブログに書いたことがあるが、日本で同様の対応を受けるとは思わなかった。
今でも横浜のそごうの前などは、10時の仕掛け時計がなり、開店を待っているお客様がいっせいに百貨店の中に入る姿は、決して悪いとは思わないが、ベッティーサンダースは「お客様が買い物をしたいと待っているのに、開店しないのは不思議に思う・・」といったことを言っていて、当時は、なるほど、思いこみがあってはいけないな~と思ったものだ。
どちらが、いいのかは、メリットとデメリットがあり、いろいろ意見はあると思うが、私自身は、開けてしまう方が好みだ。( ̄▽+ ̄*)
なぜなら、そこには、人間の高度な判断が介在するからである。以前は、お客様が真冬の朝10時に、外で待っていて凍えそうであった際、ドアーの内側にスタッフがずっと見ているのに、なぜ、開けないんだろう?といった思いで書いたが、今回は別である。単に、外で、食べたいな~といった思いで立っていただけであったが、声をかけてくれたのは本当にうれしかった。そして、「営業時間外なので、早目にご注文いただくと嬉しいです!」といって席まで案内してくれたが、会うスタッフ会うスタッフ全員が挨拶してくれて歓迎してもらっていることを実感できる。о(ж>▽<)y ☆
娘と回転すしに行くことも楽しいが、安さを売りにしているところでは味わえない満足感がある。これが、日本人が愛しく思うホスピタリティーなんだろう。業務マニュアル、接客マニュアルは最低限必要であると思うが、後は、人間の判断に任せるサービス提供が個人的には、好みだ。その方が、サービスを提供する側もお客様のことを考えるようになるし、工夫も生まれる。そして、お客様に喜んでいただければ、モチベーションにもなるからである。決して、機械やマニュアル厳守の運営ではできないものだ。
あまり、どこのお店が美味しいといったことは、今まで書かなかったが、本当に、浜田のケンブローのたれではなく、塩とレモン汁で食べるとんかつは抜群に美味しい。数多くある東京のとんかつ屋でも滅多にお目にかかれない。(°∀°)b
なんと、とんかつを食べた後、3時間後に寿司をたらふく食べ日本酒を飲むことになったが、大満足でした。これでは、メタボが解消される日ははるか遠い日になると自覚していま~す。(=⌒▽⌒=)
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