「マーケティングとは、商品をめぐる戦いでなく、知覚をめぐる戦いである」
アル・ライズ、ジャック・トラフト
「モノ余りの時代には、消費は、経済学でなく、心理学で考えなければならない」
セブン&アイカンパニー会長 鈴木 敏文
といったように、マーケティングでは、デモグラフィック的なアプローチではなく、サイコグラフィック的なアプローチの重要性が増している。以上のようなことは、随分以前から言われているが、現実としては、サイコグラフィックは、おカネがかかりすぎて、結局、費用対効果の関係で、デモグラフィック的なアプローチが多い。
しかし、情報技術の発達と、データマイニングの精度が上がってきており、最近は、医学的なアプローチも可能になっていて、マーケティングの進め方が大きく変わってきている。
特に最近は、デジタルサイネージも、電車の中、お店の中など、様々なところでみられるようになってきた。
さらに、最近は、デジタルサイネージも街や電車、店の中でもあちらこちらで見れるようになってきた。デジタルサイネージは、単に、静止画や動画で情報提供するだけでなく、何人がどの位の時間、デジタルサイネージを見たのかなど、様々な情報収集ができる。情報収集ができれば、ネットと同様に、そのデータに基づき、様々な分析ができるようになる。つまり、今まで、感覚的にしか分からなかったリアルな購買活動や広告の有効性についても把握でき、様々なアクションが可能になるのである。
いちはやく取り入れた企業とそうでない企業では、大きく差が開くことになる。
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少し前の本であるが、メディア関係の全体像を把握するには、分かりやすい。