私の本業ではないので、WEBマーケティングが必要な場合は、WEBマーケッターとのコラボレーションで担当することになる。企業のホームページの内容についての検討する場合、内容そのもさることながら、サービスに関する契約についての打合せを十分行うことが重要である。
今日は、サービスの契約や確認について、考えてみたいと思います。
自分自身は、今まで契約行為は、会社の法務に任せきりで詳細確認まではあまりやったことがない。
ホームページ作成といった仕事では、非常に細かく、何をどこまでやるのか?について詳細まで詰められる。その一因は何か?ホームページ作成といった仕事では、お客様との行き違いが多い。
例えば、色についてのお客様から指定があったとしても、出来上がった段階でイメージが違うと言われてしまう。そのため、又やり直しといったこともある。又、中のコンテンツについてもお客様が書いていただければいいが、「全部やってくれると思っていた」と言われることもある。
サポートも同じで、1字違う文字に変えてほしいといったことまで、お客様としては簡単にできると思っているので、納品後も気軽に言ってくるときりがない話になってしまう。
作業は、会社にもよるが、バーチャル組織で運営されることが多い。例えば、デザイナーなどは、ホームページ制作会社が自社で抱えているケースが少ないので、他社に出すことになる。その方が、北海道にいたりする。そして、デザイナーのスケジュールを押さえることになるが、お客様からの回答が、1日ずれると、他の仕事とかぶっていてできない。あるいは、1週間遅くなるといったことは、ざらにあるそうだ。すると、当然、仕事が進まない。
建設現場の工事と同様で、流れるように仕事が進まないと、あっという間に赤字になってしまうのである。そのために、細かな取り決めを行い、お客様にご理解いただくプロセスが必要になるのである。
サービスの性質上、無形性があり見えないといったことがあるため、必ずこのプロセスが必要になる。こうしたことをしっかり確認しているWEB制作会社は、経験豊かで信用できる証である。業界そのものの問題であるが、WEB制作会社は、実は、バラバラな制作プロセスなのである。そうした中で、見積書や確認書事態がノウハウなのである。又、お客様に企画作業その他の活動について見える化することにもその意義がある。
WEB制作の検討となると、サービスの契約や確認事項について、重要性を改めて難しさを感じますね。