昨日は、会津の温泉で夜遅くまで盛り上がっていた。それにしても、仕事柄、今まで数多くの宿泊施設に泊まってきたと思う。私に限らず、出張が多い仕事に従事されている方は、肌で「宿泊施設の良し悪し」を感じていることだろう。
そうした中で、会津の温泉につかりながら、箱根にある母校の健康組合に泊まった時のことを思い出した。今年の3月の箱根だったが、まだ、肌寒く、地面は雪も残っていた。これまた久しぶりのゴルフが終わり、ゴルフ場で用意されているお風呂には入らず、直接、宿舎に向かった。ゴルフ場のお風呂は、沸かし湯であることが分かっていたので「箱根に来たのだから天然温泉に入りたい」と思いから、一緒に行った同級生と申し合わせていたためだ。宿舎に着くと、直ぐに、浴衣に着替え温泉に向かった。ヾ( ´ー`)
箱根の温泉は、硫黄の成分が少ないところと多いところがあるが、宿舎の温泉は硫黄分が多く、いかにも天然温泉を感じることができる。そして、風呂上がりは、日本酒で一杯やりながら、美味しい食事をいただき、その後、お決まりの娯楽施設に必ずある卓球などを楽しんだが、なかなか施設はいい。最後に、設置されたカラオケルームで、お酒を飲みながらおおいに盛り上がった。
一緒にいた仲間は、口ぐちに、「また、来たいね!」と言っていた。
ところが、少し盛り上がりすぎたのか?管理人から、クレームが入った。
「もう少し、音を下げてください」
言葉は、丁寧だったが、身体全体から不快感を表している。
早速、音を落とし、少しも盛り下がったが、そのまま続けた。
しかし、時間が経つと、また、盛り上がってきて、再度、注意を受けた。そして、予約した時間の前に、急に、電灯がつき強制終了だ。ヾ(▼ヘ▼;)
それにしても、不快極まりなかった。もちろん、どんな遊びをするにも、節度を守ることは大切だ。他の人のことを考えない遊びは遊びとは言えないだろう。ちょっと騒ぎすぎたか?といった気持ちもあったが、カラオケルームの中で盛り上がらなかったら、何のためのカラオケルームかとも思う。
長々書いたが、何が言いたいかを一言でいえば、「言い方」である。同じことを言っても、「悪かったな~」と感じるときと、逆に、反発を感じるときがある違いの多くは言い方だ。
「お楽しみのところ、水を差すようで申し訳ありませんが、もう少しボリュームを~」と言われれば、「悪かった。悪かった」となる。(^ε^)♪
アサーション・トレーニング (Assertion training) とは、自分・相手の人権 (アサーティブ権) を尊重した上で、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現出来るようにするトレーニングである。
自己主張に関するいくつかの過誤に対する心理教育から始まり、攻撃的な自己主張や不十分な自己主張との違いを明らかにした上で、適切な自己主張 (=アサーション) について学ぶ。
学ぶ方法としてはソーシャルスキルトレーニングと同じである。特に対人恐怖、社会恐怖やいわゆるバタードウーマンのように自己主張に困難を感じている人を対象に用いられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アサーション(assertion)は、主張・断言などと和訳されるが、日本語としては少し強い表現という印象があるためアサーションの本来の意味にそぐわず、アサーションと和訳せずに言ったり、「(さわやかな)自己表現」ということが多い。
つまり、単に、感情的になって相手に言うことや、逆に、指摘したいことがあっても相手に言わないといったことでは、コミュニケーションはうまくいかない。アサーティブな方法とは、自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、相手のことも配慮し、自分も相手も大切にした指摘の仕方だ。自分の気持ち、考え、信念に対して正直・率直に、相手をおもいやった方法で表現する方法だ。
このようなアサーションの考え方を知っているだけで、応対は大幅に改善できる。今回のケースを整理してみると、お役所的な運営と、その運営ルールを伝える言い方!に尽きると思う。
ちょっと、アサーティブな対応をするだけで、周りと自分の関係が大幅に良くなること間違いないと、いつも感じるがどうだろう?
しかし、知っていることと、できることは、まるで違う。今年一年を振り返ると、アサーティブとは程遠い言い方をしてしまったことを思い出す。なかなか成長できないと思いながら1年を振り返りました。
(=⌒▽⌒=)
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